無人店舗で24H営業?
とあるニュースで無人店舗を導入した際のメリットとして、24H営業ができることを述べていましたので、これについて私の見解を述べます。
結論から言いますと、そもそも無人店舗になるということはないと思います。
理由としては以下のことが挙げられます。
・小売業務を全て自動化することは不可能だし、仮にできたとしてもコストがかかりすぎて採算が合わない
・仮に全自動化したとしても、セキュリティ的に無人になることはない
・無人店舗のシステムメンテナンスは頻繁に行う必要がある(特に導入初期)
メディアの方々は、自分でシステムを作ったことがない方や、自分でお店を運営されたことがない方が多いと思います。
なので、インタビューで知識を得たとしても、本質的な課題を見落としているケースがほとんどです。だから、このような的外れな記事が出回ってしまうのではないかと推測します。
そもそも現状、日本で無人店舗を運営している会社は0です。
世界でも0です。
AmazonGoも無人ではないですし、むしろ従業員は多いです。
彼らのやってることは、人を減らすことではないということを理解しないと、一生彼らに追いつくことはできないでしょう。
メディアをそのまま鵜呑みにすることの危険性を痛感した記事でした。
DXって目的それじゃないでしょ...
https://news.yahoo.co.jp/articles/cee39b4c32c38c8bd6236e2a4ae43b46d4a4484e
概要
・ICカード乗車券にスマホアプリから入金できる仕組みを数年以内に導入予定
・窓口業務を減らすことが目的
・ストレスをなくし、利用者を増やす目的
個人的にはツッコミどころが多すぎる記事でした。
そもそも物理的なカードにスマホから入金する仕組みを作って、しかも数年かかる、と。
その間にテクノロジーはどんどん発展するわけで、今でさえ時代に乗り遅れているのに、さらに遅れようとしている。
なぜ周りの人たちは誰も指摘しないのか?
指摘できないのか?
気づいていないのか?
問題があるのにそれを問題だと気づいていない。日本の典型的なダメパターンだと思いました。
そもそも、ユーザーからすると、地方によってカード異なるの不便だから統一したほうがいいのでは?
無駄な物が残り続けるだけで、それが淘汰されないのが日本社会。
世界なら別の企業がどんどん新しく現れて、時代遅れの企業は淘汰されるけど、日本はそうじゃない。
その仕組みが変わらない限り、こういう無駄な取り組みが増える一方だと思います。
「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」に参加しました
3/20から始まった世田谷美術館で行われているアアルト展示会に参加しました。
私は2017年にフィンランドに旅行した時からアアルト建築の大ファンで、妻のアイノが創ったArtekの大ファンでもあります。
何が好きかと言いますと、自然を大事にしたものづくりに徹底している点が素晴らしいです。
今でこそSDGsと言われて自然を大切にしようとする流れになってきていますが、彼らは1900年代初頭からそのような考えを貫き通してきたのです。
彼らの考え方は今だなお、尊重されていますし、賞賛に値する生き方だなぁと実感しています。
そんな彼らの作品に触れるだけでも、自分の考えをブラッシュアップできるので、近々再訪問でもしようかなと考えてます。
洋服を選ぶように自分のキャリアも選ぼう
肩書きにCEOと付いた方々が、同じことをおっしゃっていることを散見します。
「洋服を選ぶように自分のキャリアを選ぼう」
そうおっしゃってた方々の大半は、毎週似た洋服を着ていて、明らかに洋服を選んでいないと思われるので、「あなたは洋服を選んでないでしょ!」と思わずツッコミたくなるのですが。。。
本題はキャリアを選ぶと言うこと。
キャリアって何でしょうね?
私は現在、ソフトウェアのエンジニアです。
私の周りでキャリアというと、シニアエンジニアになりたい、プロジェクトマネージャーになりたい、CTOになりたい、などとおっしゃる方々が多いです。
というか、それぐらいしかいません。
なぜかキャリア論の話をすると、今の自分でなれそうなキャリアを選びがちになるのが疑問に思うところです。
私の場合、エンジニアはあくまで手段であり、世界中に大小ある課題を解決し続けたいと考えてます。
そのためのスキルの一つとして、エンジニアリングスキルがあり、今はそのスキルで食べているだけ、と認識しています。
極端な話、課題の本質がシステムでないところにあるのであれば、システムをわざわざ作る必要はありません。
そういう価値観をもって、エンジニアをしています。
なので、私自身のキャリア論としては、楽しく生きる、です。
楽しければ人生悔いはないです。
エンジニアリングが好きならエンジニアリングやればいいし、旅行したいなら旅行すればよい。
当然コストはかかるので、それをどうマネタイズするかを考えながら日々生活することが自分にとってのキャリア論かなと思っています。
【コラム】旭化成・相澤晃選手から学ぶ
コラム記事はこちら。
【相沢晃】走り続けて見つけた「メンタルと成功」の法則
それでも平等に与えられた時間を適切に使えば、トップ選手とも戦うことができる。同じ時間を、どう効果的に使うか。
ビジネスでも同じで、自分に特別な才能がないと思えば、どう効果的に使うかが大事。
他人が休憩している間に、スキルアップにつながる勉強を行うとか、復習するとか。
本当に、日々のちょっとした積み重ねが、最終的には大きな差となって現れる。
ただやみくもに練習するのではなく、同じ時間で長所を伸ばすか短所を補うかなどを考え抜いて、努力の仕方を工夫するようにもなりました。
何を考えるかが大事だと思います。
個人的には、ただやみくもにやれる環境を自分で作り出すことが大事だと思って行動しています。
やみくもに取り組めば、自分のスキルが身につく、あるいは目的を達成できるような環境を作った上で取り組めば、非常に効率的だからです。
高校時代には、阿部や遠藤という全国区の選手に囲まれる中で「勝てない」という気持ちがすごく強かった。
当時はけがも多くて練習も十分に積めず、自信もありませんでした。それが結果的にレースで出てしまう。それが、メンタルの弱さだったんだと思います。
会社にもいますよね。
絶対にかなわないと思うぐらい優秀な人が。
私も最初はこれはかなわないと思うことが多いです。
ただ、不思議なことに、5年ぐらい経ってみると案外、自分の方が追い越していることが合ったりします。
もちろん、ビジネスでもスポーツでもどちらが上かどうかは単純比較できないのですが、役職や勤め先、年収、満足度などトータル比較しても、明らかに自分の方が充実していると実感していることが多いです。
これが人生の面白いところで、スキルがあるだけでは生き残れないのです。
生き残るのは変化できる人。
そう信じて、日々自分を見つめ直し、行動しています。
1周65秒台で25周を走りきるというのは、昔の自分では考えられないことです。10分の1の1000メートル走るだけでも速いと感じたでしょう。
でも意識的に、普段からそれよりも速いペースで練習をすることによって、65秒台に対する苦手意識、きついという意識がなくなっていきます。
速いと思わなければ、そのペースで押し切れてしまう。その意味で、レースにおいても「どう感じるか」というメンタル面は重要です。
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NewsPicksのコメントがバズった件
この記事についてコメントしたところ、かなり多くの方からいいねをいただいた。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210319/k10012923421000.html
自分は影響力のある人間ではないし、信用もないし、今回のようなコマンドを多数頂いた経験もない。
なので、とても驚いている。。。
ただ、皆に共通する話題で、それなりに的を得た意見を述べれば、誰であろうと共感を得られる時代になっているということは間違いない。
コメントにも記述したとおり、web系企業の個人情報保護に対する考え方と対策は、一人一人が注視すべきだと個人的には考えている。
なぜなら、彼らはスピード重視で、情報漏洩リスクなど考えてない可能性が高いのだから。
考えたとしても、意思決定の段階でスピードを重視する。それが彼らのビジネス。
だからといって、web系企業がダメだと言っているわけではない。
彼らには彼らの良さがある。
ただ、リスクがあることを我々は意識しないといけない。
リスクとはないか?
漏れていけない個人情報は何か?
そういう考えを自分の中で持ち合わせているだろうか?
私の場合は、web系企業に渡す情報とクレジットカードや電子マネーといったお金は紐付けないように注意している。
万が一漏洩しても、お金だけは抜き取られないように。
今後、生体認証を使ったサービスが出たときはどうしようか。
生体認証は一生変わらないと言われているし、そんなものをブラックボックスで動いてる企業に渡していいのだろうか?
そんな安い価値のものなのだろうか?
今回の件は、自分自身にとっても、自分の考えを改めさせてくれる問題になったと実感していますし、これを機に、日本全体のリテラシーが高まればと願っています。